内モンゴルへ行ってきた話①

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3~4年ほど前になりますか。
2週間ほど内モンゴルへ行く機会がありまして、幾らか写真や映像を撮って参りました。
どうせなら、手元にある資料を今後何回かに分けてお届けしていきたいなーと思い立ちまして。
 
 
まず内モンゴルについての簡単な説明から。

 

 

内モンゴル自治区

中華人民共和国が1947年にモンゴルの南部に設置した省級の自治体。中国領土の北沿に位置する自治区内蒙古自治区とも。モンゴル語での名称は日本語に直訳すると「南モンゴル自治区」となる。
(Produced by Wikipediahttps://goo.gl/JCLzC1)
 
 
場所でいうと、中国の最北端でロシアとの国境付近になります。
その為、気温がめっぽう低い!!(8月の夜中で0℃近くまで下がります。)
皆さんもいかれる事があれば、防寒対策はしっかりして行くのをお勧めします。
ということで、一応中国の省(日本でいう都道府県のようなもの)にあたる扱いですね。
 
 
ところで、大概の人が「モンゴル」と聞くと、チンギス・ハンを代表とする遊牧民

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や、Windows XPを彷彿とさせる大草原

 

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をイメージすると思います。(実際自分も行くまでそうでした)
 
では、実際はどうなのでしょう。
これに関しては見てもらったほうが分かり易いかと思います。

しっかり映像に取ってきましたので、どうぞご覧あれ!

 
 
 

想像以上にしっかり都会してる!(因みにネットもしっかり繋がりました!)

 
 
実は、内モンゴルは中国でも有数の太陽光・風力発電の主要地なんです。なので結構財政が潤ってます。
(天津の電力の殆どを内モンゴルで賄ってる!・・・なんて、地元の人は話されていました。)
 
 
富裕層も多く、かなり僻地へ行っても大手の自動車ディーラーが軒を連ねていたりします。
動画でも、結構な数の高級車が走っている様子を確認できるかと。
 
 
火力発電に必要なコークスの産地でもあるため、現状では仕事に困ることも少ないのだとか。
(因みに最近はコークスの採掘過多で砂漠化が深刻になってきているとの事。緑化対策もしているとの事でしたが、禿山をペンキで緑に塗っただけ・・・だったりと解決には至っていない様子。)
 
 
注目すべきは中国所要都市に引けを取らない教育環境があること!
自分が泊まった宿でも、宿主の子供さん(5歳と話されていました。)がPCを使い宿題をしていましたね。
また、大学自体が一つの街になっているのは海外では多く見られる光景ですが、内モンゴルでもそれは変わり無いようでした。
 
 
また、英語が話せれば、意思の疎通ができる人も多く比較的滞在しやすい地域に思えました。
日本人に対しても、友好的な感触でしたよ。(宿主の息子さんは学校で「日本は悪い国だ」と教えられているから嫌いだと・・・若い世代の歴史教育は結構偏っているのかも。)
2013年の時点で、日本人の旅行者が増えてきているとの事でした。
 
 
人柄は、日本人に似てシャイな印象を受けましたね。
亭主関白で、誰にも弱音を吐かないのが内モンゴルの男の美学らしいです。(そのため男性の自殺率も多いのだとか)
 
 
 
まだまだ書きたいことは沢山ありますが、今回は以上となります。
もちろん、先に挙げた大草原もしっかりと存在していますよ!

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むしろこっちのほうが割合は多いくらいです(笑)
次回以降、しっかり紹介していきます。